【雑談】ロートCキューブ、LEGO® Builderアプリ、予測変換、保護者のメンタルヘルス

最近の好きなものと好きじゃないものについてなど
有馬ゆえ 2024.11.15
誰でも
秋でやんす。photo:yue arima

秋でやんす。photo:yue arima

 こんにちは。ライターの有馬ゆえです。

 人から「最近好きなもの」の話を聞くのが好きなので、今回は私が最近好きなものと、最近好きじゃないものについて書こうと思いつきました。悪いニュースばかりが目に付くけれど、好きなものたちはまだ生活を続けようと思える力をくれる、なんて大げさだけどほんとの話。

ロートCキューブのパッケージが好き

クール感ゼロで、刺激に弱い私にぴったりのロートCキューブa。photo:yue arima

クール感ゼロで、刺激に弱い私にぴったりのロートCキューブa。photo:yue arima

 毎日、ワンデーのコンタクトレンズを目に装着して生活をしているので、日々コンタクトをしたままさせる目薬を持ち歩いています。たいていはドラッグストアで一番安くて刺激の少ないものを選ぶのですが、そうすると「ロートCキューブ」か「マイティアCL」になりがち。

 そんなわけで最近も、マイティアCLがなくなったので新しくロートCキューブを買ったのです。そしてパッケージを開けて「あー私このパッケージ好きだったわ」と気づいた。

 その理由は、裏面に説明書が印刷されているから。

パッケージを開けると説明書。ロートCキューブの一部商品だけの取り組みだそうです。photo:yue arima

パッケージを開けると説明書。ロートCキューブの一部商品だけの取り組みだそうです。photo:yue arima

 ロート製薬のホームページによれば、これはエコに関する取り組みの一つだそうですが、エコとかSDGsというより単純にめっちゃ工夫されてるのが好き。いいアイデアすぎ。

 誰かが「ロートCキューブの添付文書なら短いし、パッケージの裏面に印刷できるのでは!?」って考えついたんだ~って感心して、それが提案される企画会議の賛否両論を想像するのが好き。思いついた人から、一番にその話を聞けた人がうらやましい。実際にパッケージをデザインするときの、デザイナーとの会話を盗み聞きしたい。

まるくてかわいい。photo:yue arima

まるくてかわいい。photo:yue arima

 握り心地のいい卵形のフォルム、かわいくて好き。表面の「C3」のエンボスも気持ちよくて大好き。

LEGO® Builderアプリでかわいいものを作った

 小さきものを愛する心でレゴも愛でている私ですが、カタログを見ていて「これ作りたい!」というものに出合っても、組み立て能力が低いので想像して作るのには限界があるんですよね。かといって説明書を見るためだけに買うほど、そのセットは魅力的ではなかったりして。

 そんな悩みが、最近発見した「LEGO® Builder」というアプリで吹き飛んだ。これを使えば、なんと過去の製品の説明書を見られるのである。太っ腹である。好き。持っていないパーツの代替案を考えついたときのエウレカ感も好き。楽しい。

「LEGO® Builder」を活用して右手前のベンチとハチの遊具を作りました。かわいい。photo:yue arima

「LEGO® Builder」を活用して右手前のベンチとハチの遊具を作りました。かわいい。photo:yue arima

カタログに虫の遊具があるのがわかりますでしょうか。老眼が始まっているのに、かわいいものは小さくても目に飛び込んでくる。photo:yue arima

カタログに虫の遊具があるのがわかりますでしょうか。老眼が始まっているのに、かわいいものは小さくても目に飛び込んでくる。photo:yue arima

iOSの変換候補で出てくる絵文字に困ってる

くだものの絵文字はかわいくてだーいすき。

くだものの絵文字はかわいくてだーいすき。

 一方で最近、困っているのが絵文字です。とりわけ「こちらを指さしている指の絵文字」と「吐いている絵文字」に、本気で悩まされている。

 というのも、私は絵文字で身体感覚を刺激されることがよくあり、「こちらを指さしている指の絵文字」では緊張して息が詰まり、「吐いている絵文字」では実際に吐き気を感じてしまうのです。そのため自分では積極的に使わないし、他の人から送られた来たメッセージに使われていたら焦点が合う前にふわっと見つめるにとどめるというスキルを身につけている。

 ただ、困るのが不意打ちで予測変換に出てきたとき。思考の中にぐいっと不快感が分け入ってきて、うっとなる。

ここでいうハートが、予測変換で出てくる絵文字です。

ここでいうハートが、予測変換で出てくる絵文字です。

 絵文字の中に苦手な種類が存在するのはかまわないのですが、せめて予測変換に絵文字を表示させないようにする機能があったらなあ。予測変換自体は便利だから使いたいし、悩ましい。

 ちなみに私は、触ったときの感覚が嫌いという理由で、アルミホイルも苦手です。金属だからなのか、すんごい背中がぞぞぞと寒くなる。アルミホイルを引っ張って出すときの、たわんだような金属音も嫌い。書いているだけで恐ろしい。

 でも、片栗粉は指先で触ったときのきしむような感覚が大嫌いなのですが、最近触らずに料理に使うテクニックを身につけたところ、パッケージを見ることまでは嫌ではなくなりました。水溶きして使うことをやめ、湿気を恐れずフライパンやお鍋に振り入れて使うようにしただけなんですけど。不思議ですね。

「保護者」のメンタルヘルス

 最後に、教育NPOカタリバさんのオウンドメディア「カタリバマガジン」で、 保護者の子育てに関する不安や悩みの相談を受け付ける「カタリバ相談チャット」 についての 記事を書きました。

 私が常々思っていることのひとつに、子育てをするうえで保護者のメンタルヘルスってすごく大事、というのがある。

 子育てはゴールや正解がないので、やることと考えることが無数に出てくるんですよね。だから、保護者という立場の人たちは、自分のために割く時間を削って、子どものために差し出してしまいがち。それが、日々湧き上がる自分のちょっとした感情にふたをし続けることにつながり、精神的にきつくなっていく――というのを、私はすごくよくやっている。

 私の考えるカタリバ相談チャットのいいところは、LINEで相談ができるところと、即時対応ではないところ。返信の速さはない代わりに、移動時間や隙間時間に自分の悩みを送ることができるし、一定期間にわたって相談ができるのがいいなと思います。

 ちなみにこども家庭庁などの相談チャットは、相談を申し込むと「今から1時間話せますよ」といった通知が来て、その時間はじっくり話を聞いてもらえるので、それはそれでいいところがあるなと思います。私の場合は、自治体の窓口のカウンセリング(月一)、カタリバ相談チャット(不定期)、こども家庭庁の「親子のための相談LINE」(不定期)の3つの相談窓口を利用しています。全部無料。

 保護者の皆さんも、そうでない皆さんも、ぜひ自分のメンタルヘルスのために気軽に第三者に相談をしてみてね! 相談員、カウンセラーは合う合わないがあるので、めげずに数を打つことをおすすめします。登録めんどくさいけど話聞いて!という方は、聞くだけで良ければメールやコメントをくださっても。

 それでは、皆さんもよかったら、最近好きなものやことについて教えてください。寒く楽しい冬の日々、あたたかい飲み物を飲んだり、カイロを貼ったり、毛布と羽毛ぶとんを重ねたりして、どうぞ適当に穏やかにお過ごしくださいね~。ご無事で!

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